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北陸工業新聞社
2018/02/23

【石川】新年度、基本設計に3780万円/七尾市ごみ処理施設整備で/環境調査は2484万円

 七尾市は、ななかリサイクルセンター(吉田町)で計画する新ごみ処理施設整備について、新年度当初予算案に債務負担行為(19〜20年度)を含めた基本設計費3780万円を盛り込んだ。生活環境影響調査には19年度までの債務負担を合わせ計2484万円を配分した。
 ごみ処理施設は、志賀町にあるごみ固形化燃料(RDF)焼却施設「石川北部RDFセンター」が22年度末で事業終了することを受け、ななかリサイクルセンターの旧第1衛生処理場跡地に整備される。1日当たりの処理能力は70トン程度を想定しており、隣接する中能登町のごみも受け入れる。
 新年度は、基本設計とともに、発注支援に関する業務を進め、20年度の工事発注に向けた準備を本格化させる。生活環境影響調査は2カ年で行う予定としている。22年中の完成、23年4月からの供用開始を目指す。
 今年度は、基本計画の策定業務を中央設計技術研究所に委託し、施設規模や処理方式、整備スケジュールなどの詳細を詰めている。3月末までに内容をまとめる予定だ。

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