全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　トラックボディー製造などのトランテックス（白山市徳丸町６７０番地、原田泰彦代表取締役社長）は、同市の山島工業団地に新たな工場を建設する。現在、工程ラインの規模など基本プランを社内で検討しており、春に用地を取得し、年内の着工に備えていく。
　進出場所は、松任グリーンパーク南側（同市矢頃島町地内）で、新年度に市が同団地の第２期造成事業として拡張整備するエリア。分譲面積は約２万７０００平方メートル。建屋の建設規模は未定だが、今年と来年の２段階に分けて工事を進めていく計画も検討しているという。
　旺盛なトラックの更新需要に対応するため、手狭となっている本社工場の製造ラインの一部を新工場に移し、作業効率化や納期短縮、増産体制を構築する。総事業費は約１３億円。１９年秋の操業開始を目指す。
　同団地は、加賀産業開発道路の東側に隣接しており、交通アクセス面で優れている。強固な地盤や良質な地下水にも定評がある。
　第１期分譲地には、石川コンピュータ・センター（ＩＣＣ、金沢市）、ヤスジマ（金沢市）、サンディーネットワーク（白山市）、フェローテックセラミックス（東京都中央区）、ビー・ケー・テイ（川北町）の５社が進出済みで、残りの用地は２街区の１区画のみとなっている。