トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2018/02/21

【群馬】群馬県生コンクリート品質管理監査会議 38工場へ合格証伝達 第3回会議を20日に開催

2017年度第3回群馬県生コンクリート品質管理監査会議(議長・宮澤伸吾足利工業大学教授)が20日、ラシーネ新前橋で開かれた。会議には国土交通省、県、東日本高速道路、群馬県建設業協会などで構成する特別委員と、群馬県生コンクリート工業組合の生産者側委員が参加。会議では、本年度の品質管理監査合格工場に対して、18年度の マーク使用が承認された報告や生産設備を入れ替える工場への追加監査実施、事業集約工場への対応などを確認した。
宮澤議長は「今回の会議は本年度の最後となる。監査を通じて気付いた点や改善すべき点について意見をお願いしたい。午後には伝達式や特別講演もあるので、よろしくお願いします」とあいさつした。
議事では、事業集約に伴う廃業があったことにより、合格工場数が1工場減となったこと、現委員の3月末での任期満了および次期委員への再任を要請することなどの連絡が行われた。
会議の終わりには組合の木康夫理事長が「本年度の需要量は前年度並みになる見込みだが、ピーク時の3分の1の量。工場も前年度同時期から3カ所が閉鎖しており、経営状況は厳しくなっている。組合としては品質管理の徹底と安定供給が使命。そのために監査会議を充実させて社会から信頼されるよう努め、組合としてレベルアップしたい」と述べた。
同日午後には品質管理監査合格証伝達式が行われ、監査に合格した38工場に合格証が渡された。また過去5年間の監査結果が優秀で、工場選定調査事項の達成度評価点が優れた20工場に対して優良工場表彰が贈られた。
さらに全国生コンクリート工業組合連合会技術部の辻本一志部長代理が『JISA5308改正の概要について』と題して講演を行った。