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　社会福祉法人追分あけぼの会(安平町追分花園4丁目5の6、金子洋文理事長)は、札幌市豊平区福住3条9丁目で定員80人の広域型特別養護老人ホーム新設を計画している。札幌市内での開設は、経営基盤と人材確保を強化する狙いがある。設計業者は4月、施工業者は7月にそれぞれ入札で決める見通し。2019年7月1日の開設を目指す。
　同法人は安平町追分で特養「追分陽光苑」、グループホーム「ふるさとおいわけ」、小規模多機能型居宅介護事業所「華たば」、神奈川県相模原市で認可保育園「きゃんばす東林間保育園」などを運営している。
　新築する特養は、札幌市の18年度介護保険施設整備事業者として採択を受けた。規模はＲＣ造、3階、延べ3875m²を想定。居宅介護支援事業所やショートステイ20人を備える。市が奨励する福祉避難所用スペースも確保する。
　設計業者の選定作業は、3月20日の理事会で入札方式を決め、4月の入札を予定。業務期間は6月までとする。施工業者の選定スケジュールは確定していないが、6月に一般競争公告し、7月の入札を見込む。工期は19年5月末までとし、同7月からの開設に備えたい考えだ。