安田町は15日、新庁舎建設設計施工(DB)プロポーザルの審査結果を公表し、最優秀提案者に清水建設・若竹まちづくり研究所建築事業共同企業体(JV)を選んだ。
庁舎を縦断する「やすだモール」の提案、わかりやすい諸室配置計画、提案事業費が最低額であることなどが評価された。3月1日に仮契約を結び、4月以降に工事着手する予定で、2020年度内の完成を目指す。
今回の公募型プロポーザルには7企業体が参加。審査は有識者らからなる審査委員会が行った。1次審査では、書類審査などを行った結果、5企業体に絞り込んだ。2次審査では、企業体からの技術提案に基づくヒアリング審査などを実施、満場一致で清水建設・若竹まちづくり研究所JVを選出した。
2次審査の配点は、金額が30点、7項目の課題が各10点の合計100点。各課題のポイントは、@町民が自慢でき、まちづくりのシンボルとなるA木材の利用促進B省エネ対策、耐久性能C町民サービスの向上、業務の効率性などD安全・安心で防災拠点となるE外構工事F施工計画−だった。
提供:建通新聞社