四日市市は、大矢知興譲小学校の全面改築を計画しており、2018年度に基本・実施設計に着手する予定。当初予算案には18年度設計費として5100万円、地質調査などに780万円を盛り込み、設計費については、18〜19年度で1億7220万円の債務負担行為を設定した。
同事業では、17年度に改築に向けた基本構想を策定した。構想ではAからCの3案が提案され、このうちC案を基に基本・実施設計を進めることにした。
C案は、敷地南側に校舎棟(5階建て)、敷地中央に屋内運動場(1階管理諸室、屋上遊具広場)、敷地東側に特別教室棟(3階建て、屋上プール)を配置し、西側隣接敷地を第2運動場(面積1540平方b)、北側別敷地を駐車場として利用する。運動場は第2運動場を含めて面積9420平方bを確保する。工期は約28カ月。
建設スケジュールは、20〜21年度で建設、21年度後半で既存校舎などを解体する他、22年度に掛けて運動場や駐車場を整備する。概算費用は校舎等建設費が34億7000万円、既設校舎解体費が3億3000万円。所在地は四日市市大矢知町1212。
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建通新聞社