三条市は19日、『未来を見据えて展開する魅力的なまちづくり予算』とする18年度当初予算案を発表した。一般会計は463億9000万円(前年度比3・6%減)となり、特別会計を合わせた総額は685億6070万円(同6・5%減)となった。
一般会計のうち、普通建設事業費はスポーツ・文化・交流複合施設建設事業や新最終処分場整備事業などの大型事業があるものの、大崎中学校区小中一体校建設事業や旭・裏館統合保育所などの事業が完了したことから、前年度に比べ3億182万3000円減(4・2%減)の68億8610万3000円の大幅増となった。
主要事業は次の通り((新)は新規事業)。
▽(新)実学系ものづくり大学施設建設事業 1億2583万6000円(実施設計委託)
▽(新)医療系高等教育機関施設建設事業 6184万4000円(実施設計委託)
▽最終処分場事業 3782万9000円(施設管理業務委託1080万円、水処理施設修繕・整備735万円など)
▽新処分場整備事業 7億9035万7000円(本体工事2億9960万円、水処理施設工事2億1900万円など)
▽工業流通団地の整備 債務負担行為1億4843万円(県央土地開発公社の債務保証)
▽観光施設整備事業 5933万4000円(八木ヶ鼻温泉保養交流施設改修事業5493万4000円、保内地区交流拠点施設改修事業など)
▽社会資本に係る包括的維持管理業務委託 6105万6000円(嵐北地区一部区域で維持管理業務を包括的に委託するほか区域拡大に向けた検討)
▽道路改良事業 9億4465万円(大島164号線など)
▽新たな住宅団地の整備 債務負担行為4億4209万2000円(県央土地開発公社の債務保証)
▽道路維持修繕事業 5億442万1000円(舗装補修工事4億5620万円など)
▽橋梁維持修繕工事 2億1940万8000円(修繕補修工事1億8700万円など)
▽消雪施設整備事業 3億5522万5000円
▽水害対策事業 3億4050万円
▽緊急内水対策事業 4億5850万円(新通川排水区域内水対策事業4億2350万円など)
▽小学校施設整備事業 1億8045万円(グラウンド芝生化など)
▽図書館等複合施設建設事業 3億5328万9000円(建設工事基本実施設計委託1億3025万5000円など)
▽公共下水道事業特別会計 24億6650万円(雨水ポンプ場等長寿命化事業4億1410万円、下田下水処理センター長寿命化耐震診断業務委託など)
▽水道事業配水管布設替工事 6億3371万6000円