福井県警察本部会計課は16日、小浜市遠敷9号10番1他3筆「小浜警察署建築工事」を制限付き一般競争入札(事前審査)で公告した。申請は3月6日まで受付。技術提案型、施工体制確認型を適用し、4月13日に開札する。
県内に主たる営業所を有し、建築A等級の3者により構成の共同企業体が対象。
代表者は、02年度以降にRCまたはSRC造の建築物の新築等(新築、増築、改築)の工事で新築等に係る部分の床面積の合計が2300平方メートル以上の工事の元請実績が必要。一方、その他構成員にあっては、同条件で床面積の合計が700平方メートル以上の元請実績を求めている。
老朽化した小浜警察署を、捜査基盤や災害対応力を強化し、若狭地域の治安を守る拠点施設として移転新築するもので、新庁舎の外観には、小浜の町屋風景に見られる格子や庇のイメージを取り入れるなど工夫を凝らしている。
工事概要は、庁舎RC造4階建て延べ3349・96平方メートル、車庫RC造平屋建て延べ357・33平方メートル、倉庫S造平屋建て延べ189・40平方メートル、その他(パトカー車庫、自転車置場、外構)の新築。設計額は10億4650万円とし、工期が445日間。
設計は、福井県建築設計監理協会が担当。