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　福井県石材業協同組合（水間久一理事長・水間石材工業）は１６日、あわら温泉「つるや」で第３８回通常総会を開いた。
　総会には委任状を含め２３人が出席。水間理事長は「昨年は組合として、山里口御門石瓦に関する工事を進めてきた。みなさんの協力に厚くお礼を申し上げたい。またお客様に対して、我々組合が協力した仕事だということを、アピールしていただければ幸いだ」とあいさつした。続いて来賓の大森哲男福井県議会副議長が祝辞を述べた。
　議事では１７年度事業報告・決算案、１８年度事業計画・収支予算案などを審議し、いずれも承認した。
　事業計画では、消費者ニーズへのきめ細かな対応や新たな需要開拓、顧客満足度を高めるための高付加価値製品の開発等を通じて個々のサービス向上に努めることを基本方針に据え、共同事業を積極的に推進し、石材業界の更なる安定と秩序の維持に努めるとともに、組合企業の発展向上に資するとした。
　事業実施計画は▽組織の拡充と強化▽共同購買事業▽教育情報提供事業（石材施工、石張りの国家技能検定試験への受験啓蒙促進および組合での実技試験実施など）▽災害補償保険事業▽傷害総合保障共済事業▽福井県中小企業団体中央会や福井県技能士会連合会など関連団体との連携強化―などとしている。