鯖江市は14日、一般会計が253億300万円(前年度比1・2%増)に及ぶ18年度当初予算案を発表した。国民健康保険事業など4特別会計128億640万円(同10・5%減)と水道事業、公共下水道事業、農業集落排水事業3企業会計も含む予算総額448億4880万円(同3・1%減)となった。
牧野百男市長は今予算のキャッチフレーズを「持続可能な めがねのまちさばえ」と強調。眼鏡をはじめ繊維、漆器、農業、ITなど各種産業と地域資源にさらに磨きをかけたい考えだ。
主要事業は次の通り。▽(新)IoTを活用した生産性向上研究50万円▽成長分野技術確立支援1500万円▽森林環境保全直接支援655万円▽空き家再生等推進1100万円▽(新)健康福祉センター駐車場整備350万円▽(新)うるしの里かわだ灯篭修繕118万8000円▽土地改良事業費(県補助)1億7989万7000円▽土地改良事業費(単独)1940万円▽道路美化舗装修繕1400万円▽道路除雪2億455万2000円▽交通安全施設整備1000万円▽地域再生道整備推進交付金1億3125万円▽社会資本整備総合交付金2億6775万円▽北陸新幹線関連公共施設等整備7400万円▽北陸新幹線対策3620万円▽県営事業負担金(道路)2842万円▽同(河川)980万円▽同(砂防)90万円▽屋外広告物景観改善支援260万円▽(新)嚮陽会館・ふれあい駐車場機器更新1300万円▽都市再生整備計画(公園整備)2000万円▽鳥羽中芦山線舗装改修400万円▽住宅施設維持補修3869万5000円▽住宅・建築物耐震改修等促進440万円▽市営住宅ストック総合改善2700万円▽伝統的民家普及促進300万円▽住宅リフォーム・取得支援460万円▽合併処理浄化槽設置費補助5599万9000円▽神明公民館耐震改修1億6550万円▽(新)文化の館屋上防水1800万円▽(新)同館多目的ホール設備改修4300万円▽(新)文化センター耐震改修1890万円など。
3月補正予算案
また同市は、一般会計で5億4590万円に及ぶ3月補正予算案も発表。これで累計261億4450万円となった。歳出のうち土木費は道路橋梁費5212万円など。災害復旧費は農林施設災害復旧費495万円、土木施設災害復旧費1062万1000円などと計上している。