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建通新聞社
2018/02/15

【大阪】堺市 2018年度当初予算案を発表

堺市は、総額7440億円の2018年度当初予算案を発表した。一般会計は対前年度当初比0・8%増となる4184億円。このうち普通建設事業費は同0・8%減の541億円を投じる。建設関連では、市立児童発達支援センター整備事業や原池公園事業(野球場・運動公園)、堺東駅南地区市街地再開発事業などを盛り込んだ。
 市立児童発達支援センター整備事業は、老朽化している第2もず園(1971年建設)とえのきはいむ(77年建設)を、施設の耐震化と機能充実を目指して一体的に建て替え整備し、19年に新しい第2もず園として開所を目指す。当初予算案に5億5036万円を盛り込んだ。
 原池公園事業は野球場整備などを進める。施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約6400平方bで両翼100b、センター122b、収容人数5000人。内野は黒土、外野は天然芝とし、屋内ブルペン、LED式スコアボード、ナイター設備を設置する。猛暑や急な雷雨時の対応としてスタンドにはバックネット裏に一部屋根、コンコースに退避スペースを設ける。高校野球予選、社会人野球予選などを開催できるプロ野球公認規格の野球場を整備する。当初予算に25億2970万円と債務負担行為で8000万円を充てる。
 堺東駅南地区市街地再開発事業は、堺東駅周辺の約0・7fに住宅・商業施設などを主要な用途とする再開発ビルと、駅前ペデストリアンデッキなどの公共施設整備などに10億7383万円を計上した。