6月から設計業務着手、19年7月に本体建築着工 佐賀中部広域連合 2018年度当初予算案 佐賀市など4市1町でつくる佐賀中部広域連合の2018年度当初予算案が明らかになった。消防特別会計は前年度当初比8%増の49億7579万円で、主な事業費として消防局・佐賀消防署建設事業設計業務委託料1億3834万円、多久南西出張所(仮称)建設事業設計業務委託料991万円、高機能消防指令センター総合整備事業実施設計等委託料1281万円を計上している。2月13日開会の定例議会に提案する。
消防局・佐賀消防署建設事業では、広域消防運営計画に基づき、現在の庁舎(佐賀市兵庫北3丁目)を改築し、防災拠点施設としての機能強化を図る。現地改築を予定しており、既存庁舎の北側に新庁舎を建設する。現在の計画では18年6月から設計業務に入り、19年9月に建築工事に着手、21年3月の竣工予定で、同年4月から供用を開始する見通し。
多久南西出張所(仮称)建設事業では、多久市多久町の同市立東原庠舎西渓校南東側用地(原野)約1400平方bに出張所を新設する。18年6月から設計業務に着手し、19年7月の本体建築着工を目指す。工事竣工は20年3月で、同月上旬の供用開始を予定している。
高機能消防指令センター総合整備事業は、20年度の消防局・佐賀消防署庁舎改築に合わせ高機能消防指令センターを整備するもの。同事業により、新たな機能の充実や操作性の向上、大規模災害時への対応などが可能となる。21年度から稼働する予定。
主な建設関係事業は次の通り(委託料=委託料、工事請負費=工事請負費)。
消防特別会計
▽消防施設整備費=委託料1億9488万〔消防局・佐賀消防署建設事業設計業務1億3834万/多久南西出張所(仮称)建設事業設計業務991万/高機能消防指令センター総合整備事業実施設計等1281万他〕 工事請負費1600万 積立金5030万〔消防施設等整備基金積立金〕