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北陸工業新聞社
2018/02/14

【新潟】粟生津小大改造に9.6億/燕市が新年度当初予算案/一般会計は397億

 燕市は13日、18年度当初予算案を発表した。一般会計は397億8000万円(前年度比4・1%増)で、特別会計を合わせた予算総額は595億9355万5000円(同0・6%減)となった。
 特別会計では、公共下水道事業に32億7468万2000円(前年度比3・0%減)、土地取得特別会計に1億2056万円(同71・8%増)などを盛り込んでおり、普通建設事業費は産業会館改修事業、粟生津小学校大規模改修事業、産業史料館リノベーション事業などを盛り込んだことから46億1355万8000円(同109・0%増)の大幅増となった
 この日開かれた会見で鈴木力市長は、「第2次総合計画の3年目に当たる18年度は目標達成に向け実績を積み上げる重要な年度に位置付けられることから、一般会計当初予算は産業の振興、教育・子育て環境の整備、医療福祉の充実など総合計画の戦略体系に基づく施策に対して引き続き優先的に予算配分した」と意気込みを語り、3月補正予算と併せてまちづくりの施策を展開していく考えだ。
 主要事業は次のとおり((新)は新規事業)。
▽(新)粟生津小学校大規模改造事業 9億6650万円(普通教室棟等改造)
▽産業会館改修事業 6億3789万円(冷暖房設備など)
▽(新)新たな保育園整備事業(分水小学校区) 1億1796万円(設計業務委託料など)
▽(新)燕市民体育館改修事業 2億4350万円(屋根塗装、防水、自家発電設備など)
▽(新)燕市立図書館改修事業 1億3891万円(空調設備、トイレ洋式化など)
▽(新)吉田北体育文化センター改修事業 1億700万円(特定天井耐震、屋上防水、トイレ洋式化)
▽(新)産業史料館リノベーション事業 6億1000万円(本館・中庭等の改修、体験工房館の新設など)
▽浄水場施設再構築事業 1億9555万円(基本設計、取水施設実施設計など)
▽新堤防構築事業 600万円(地質調査)
▽公共下水道整備(未普及対策)事業 5億3800万円
▽石綿セメント管更新事業 4億8700万円(L=7500メートル)
▽下水道終末処理場施設改築更新事業 2億7085万円
▽(新)南7丁目12号線歩道整備事業 6100万円(L=1070メートル)

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