京都市教育委員会は、伏見区深草の青少年科学センターのプラネタリウムをリニューアルする。来年度当初予算案に事業費310万円を新規計上した。
リニューアルの内容は@光学式プラネタリウムの更新Aデジタル式プラネタリウムの新規導入B音響機器の更新C付帯設備のドームスクリーン、座席、カーペットの交換その他。
最新型の光学式プラネタリウムの光源は従来のハロゲン電球からLEDになり、シャープで明るく鮮明な星空を映し出すとともに省エネを実現。デジタル式プラネタリウムの光源はレーザーを使用、リアルで明るく鮮明な映像をドーム全体に映し出せる。光学式とデジタル式の併用で、線や文字、画像が任意の場所に映し出せるという。
日本初の対面型学習用のサブコンソール(第2操作卓)を客席に新たに設置し、観客と対話しながら進行する子ども向け番組の充実や児童・生徒に発問しながら進行する学習番組の充実を図る。
2018年度はプラネタリウム機器設計委託、2019年度はプラネタリウム機器設置、付帯設備設計・工事を行い、2020年度7月のリニューアルオープンを目指す。