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日刊建設工業新聞
2018/02/14

【鳥取】柿原工区で落石対策工事/17年度補正道路事業

 「土木一般A級対象」は4件程度か−八頭県土整備事務所は13日、国17年度補正に関連する道路事業の発注方針を大方固めた。道路改良と災害防除13件の発注総額は5億5600万円。各設計図書をまとめた上で年度末までに執行する。
 改良の土木A級向けは3件。主要地方道津山智頭八東線・芦津工区(智頭町)は、「落合橋」の架け替えに伴う迂回路の下部工に4500万円。また、改良済み区間の舗装工3000万円はアスファルトA級を対象に別途発注する。
 主要地方道岩美八東線・落岩工区(八頭町)は、「段所橋」下手の改良50bに5300万円。
 国道482号舂米バイパス(若桜町)は、トンネルの掘削土を搬入する第1処分場の造成工に6400万円。法面工事も一部含まれており、土木A級とのJVを想定している。
 一方、災害防除では主要地方道津山智頭八東線・柿原工区(八頭町)(=写真)の落石防止柵に9800万円が目玉。県内土木A級を対象に公募し、高エネルギー吸収型の防止柵を計画延長100bのうち上手50bの対策工に着手する。
 主要地方道岩美八東線・姫路工区(八頭町)は、17年度の補正額1億0600万円が付いた。昨年度の補正に引き続き高エネルギー吸収型の落石防止網を整備する。発注工種は「落石防止網工」。
 「落石防止網工」は、主要地方道津山智頭八東線・新見工区(智頭町)でも2100万円で計画している。
 また、県道若桜湯村温泉線・来見野工区(若桜町)のコンクリート工と防護柵3200万円は土木B級向け。国道373号・郷原工区(智頭町)の法枠とブロック工1600万円は土木C級対象。
 このほか、災害防除では国道373号・福原工区(智頭町)2700万円、主要地方道岩美八東線・明辺工区(八頭町)2700万円、県道志子部船岡線・志子部工区(八頭町)2100万円、主要地方道津山智頭八東線・佐崎工区(八頭町)1600万円を発注する。
 土木A級対象はこれら17年度補正対応4件に加え、再公告する私都川(八頭町大坪ほか)をはじめ千代川(智頭町毛谷ほか)、板井原川(同町板井原ほか)の災害復旧5000万円級3件−の計7件。今月から3月にかけてすべて執行する。

日刊建設工業新聞