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北陸工業新聞社
2018/02/13

【石川】6月の着工目指す/金沢市次期埋立場附帯施設建設

 金沢市は、戸室新保および中山町地内で整備を進めている次期廃棄物埋立場の附帯施設建設工事について、6月の着工を目指している。工事は2カ年で進める方針。
 次期埋立場は両地内の山あい約54ヘクタールに建設中。受入廃棄物は一般廃棄物(不燃物)や燃え殻、汚泥で、ごみと覆土によるサンドイッチ方式で埋め立てる。15年度に着工(整備工事=前田・東洋・金剛・日豊JV)し、20年4月の開設を目指している。
 附帯施設は管理棟(RC造地上1階建て約396平方メートル)、車庫棟(同造地上2階建て延べ約977平方メートル)、倉庫棟(S造地上1階建て約231平方メートル)、受付棟(同造地上1階建て延べ約24平方メートル)、破砕施設棟、計量棟。このほか外構関連の工事もある。
 実施設計は土倉建築事務所(管理、車庫、倉庫、受付の建築)、織田設計(破砕の建築)、長村建築事務所(計量の建築・設備)、カサマツ事務所(管理、車庫、倉庫、受付、破砕の設備)が担当しており、今月末の完了を予定する。
 設計発注時における直接工事費(概算額)は管理、車庫、倉庫、受付の4棟で計2億1380万円を見込んでいる。

hokuriku