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日刊建設タイムズ社
2018/02/13

【千葉】中央図書館改修で継続費/東野地区複合福祉施設着工へ/子ども図書館基本構想も/浦安市 18年度予算案

 浦安市は9日、2018年度当初予算案の概要を明らかにした。各会計規模は一般会計が756億円、特別会計(5会計)が279億9830万円で、一般・特別会計を合わせた予算総額は1035億9830万円。前年度当初予算が骨格予算だったため、6月補正後のものと比べると、一般会計は6・2%増、特別会計は2・0%減、総額では3・9%増。(仮称)東野地区複合福祉施設整備事業で17年度に設定した債務負担行為を廃止し、18〜19年度2か年の継続費に組み替えるほか、中央図書館大規模改修事業でも2か年、総額23億3015万4000円の継続費を設定。また、(仮称)子ども図書館の検討経費も盛り込んだ。
 一般会計歳出のうち、普通建設事業費は100億2673万4000円(補助事業14億3651万8000円、単独事業85億9021万6000円)。前年度の6月補正後と比べると25億2658万2000円、33・7%の増。
 東野地区複合福祉施設は、東野1−8に建設が計画されている。16年度に行った運営事業者及び設計業者の公募で、社会福祉法人佑啓会(里見吉美理事長、市原市今富1110−1)を運営事業者、松田平田設計(東京都港区元赤坂1−5−17)を設計事業者とするグループを選定。
 設計完了後、市が17年度中にも工事を発注する予定だったが、市長選などによる作業の遅れもあり、18〜19年度で建設を進めることにした。障がい者施設を中心にRC造4階建て、建築面積1925u、延べ3870uの通所施設と、3階建て、建築面積895u、延べ1830uの居住施設の2棟で計画。9月議会案件として発注する予定。
 また、中央図書館は開館から30年以上が経過し老朽化が進んでいることから、18〜19年度で改修工事を進める。施設規模は、敷地8101・37uにRC造2階(一部S造平屋)建てで、建築面積2952・96u、延べ床面積が本館棟3025u、書庫棟2160・2u、ラウンジ棟110・76u。内装及び外壁・防水改修、トイレ増築、設備関係の改修等を行う予定。設計は佐藤総合計画(東京都墨田区横網2−10−12)が担当している。
 このほか、(仮称)子ども図書館の整備に向けて市民ニーズや先進事例を調査し、基本構想を策定する。k_times_comをフォローしましょう
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