香川県総務部は、新香川県立体育館基本・実施設計業務をWTO(世界貿易機関)政府調達協定に基づく、公募型プロポーザル方式で選定する手続きを2月6日から開始した。参加表明書の提出は2月22日〜3月2日、1次提案書は4月4〜10日まで持参か郵便。参加資格確認後の2次提案書の受け付けは5月14〜17日まで持参か郵便(書留郵便)。
参加資格は個人、単体企業または設計共同企業体。単体企業等は1棟の延べ面積3000平方b以上の建築物に係る新築、改築、増築部分の元請け実績の他、技術者要件など。設計共同企業体は3者以内の構成で任意、自主結成の他、単体企業等と同様に元請け実績や技術者要件などを求める。
新県立体育館新築工事と付帯する外構工事に係る基本・実施設計。契約限度額は2億9000万円(税込み)、納期は契約締結後2021年1月29日。
審査は「新香川県立体育館基本・実施設計業務公募型プロポーザル評価委員会(委員長・松隈洋京都工芸繊維大学教授)が1次・2次審査を実施。評価委員会で7者をめどに1次審査通過候補者を選定後、県が特定。その後、1次審査通過者から2次参加資格者に対し5月10日に参加招請(2次)を通知。5月下旬に2次提案書のプレゼンテーションを行い、評価委員会で最優秀候補者と次点候補者を選定。県総務部が最優秀者と次点者1者をそれぞれ特定するが時期は未定。
県が昨年まとめた基本計画によると、延べ床面積3万平方b。18〜20年度で基本・実施設計、20年度に工事発注手続き開始し21〜23年度で工事を進め、23年度内に新県立体育館を開設する。
提供:建通新聞社