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鹿児島建設新聞
2018/02/13

【鹿児島】千日町再開発組合が設立/実施設計をアール・アイ・エーと随契

千日町 千日町1・4番街区市街地再開発組合の設立総会がこのほど、鹿児島市のアイムビルであった。今後、着手する実施設計は基本設計等を進めてきたアール・アイ・エーと随意契約し進める予定。施工業者は、中央町19・20番街区再開発で活用した特定事業代行者なども視野に入れて選定方法を詰め、春ごろには業者を決定したいとしている。解体着工は、組合設立認可の遅れなどから夏ごろにずれ込むもよう。
 建設場所は、同市の天文館地区で電車通り沿いのL字型の地形で、敷地面積は約6000u。建物規模はS造地下1階地上15階約3万6000u。1〜6階が商業・業務施設、7階はホール、7〜15階がホテル、地下1階は機械室などとなっている。総事業費は約151億円。
 再開発ビルに入る商業施設(プライムプレイス)やホテル(ダイワロイヤル)は、今後1カ月以内の基本協定締結を目標とする。2018年度末までには、新しい法人を立ち上げてビル運営を進める方針。20年秋の完成を目指す。
 総会では、新理事長に牧野田栄一氏(準備組合理事長)を選出し、事業計画案および予算案など了承。金融機関の指定は、引き続き鹿児島銀行が行う。牧野田新理事長は「新しい天文館の顔となる施設づくりを進めていきたい」と抱負を語った。なお、設立総会の前には準備組合の解散総会も行われた。

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