富士宮市は1日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は421億4000万円で対前年度当初比1・8%増となった。投資的経費は同比16・2%増の63億5235万円となっている。特別会計は9会計で298億5510万円、企業会計は2会計で150億4095万円となり、全会計の合計は870億3605万円となった。
歳出を項目別に見ると、土木費が34億9183万円で同比7・4%増、教育費が50億9662万円で同比1・7%減となっている。
歳出の内訳を見ると、庁舎照明器具LED化に2100万円、庁舎空調設備更新工事に1億4950万円、公共施設等総合管理事業に538万円、浅間大社周辺整備に950万円、北山会館耐震補強計画策定業務に270万円、芝川会館空調施設改修に5000万円、地域交流拠点施設整備事業の(仮称)富丘交流センター設計などの委託に2300万円、障害者施設整備費補助金に3717万円、私立保育所施設整備費補助金に3億0268万円、清掃センターの施設維持補修に1億5490万円、清掃センター工場棟外壁改修に1億3980万円、衛生プラント外壁改修工事に1億0070万円などを計上している。
継続事業などでは、用排水路維持改良事業に5127万円、県単独補助林道改良事業に1090万円、観光基盤整備の白糸の滝売店集約化事業実施設計に1450万円、新稲子川温泉ユー・トリオ園地整備に1億円、市道維持補修事業に4億2041万円、市道新設改良事業に3億1075万円、河川維持改良事業に7080万円、世界遺産の街づくり関連施設整備事業に610万円、都市公園整備に1億3100万円、市営住宅長寿命化事業に4440万円、市営万野住宅建て替え事業に5億4387万円、小学校の地震対策に1億5400万円、小学校校舎整備に2億1910万円、小学校体育施設整備に8330万円、中学校の地震対策に1100万円、中学校校舎整備に2億5200万円、中学校体育施設整備に7020万円、史跡整備に3億1854万円、市民文化会館大ホール音響設備修繕に1億2884万円などを盛り込んでいる。
特別会計のうち下水道事業は対前年度比0・2%増の23億3360万円、企業会計のうち水道事業は同比0・3%増の33億2873万円となっている。
提供:建通新聞社
(2018/2/7)
建通新聞社 静岡支社