愛知県豊田加茂建設事務所は、通常砂防事業で駒山川に堰堤の築造を進めており、5号堰堤の整備に向けて用地・物件調査に着手した。2018年度から用地関係の調整を行い、18年度以降に管理用道路の整備、堰堤本体に着手する見通し。
計画によると、5号堰堤の規模は堤高13・5b、堤長54b、堤体積3120立方bで鋼製スリットの透過型。本体の設計はいであ(名古屋市港区)、管理用道路の設計はアローコンサルタント(名古屋市熱田区)が担当した。
同事業は、豊田市牛地町地内の駒山川に全5基の堰堤を築造するもので、17年度末までに1〜4号堰堤の本体が完成する。保全対象の大野瀬小渡線、奥矢作第二発電所を保護することが目的だ。
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建通新聞社