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建通新聞社
2018/01/30

【大阪】咲洲CS開発事業者 アーク不動産に

大阪市と大阪港トランスポートシステム(OTS)は、咲洲コスモスクエア地区の4区画を一体開発する事業予定者をアーク不動産(大阪市中央区)に決めた。提案価格は71億8000万円。分譲住宅や物販・飲食店舗、複合ビルなど計11棟を建設する計画だ。まずは分譲住宅を整備する予定で、2018年度の着工を目指す。
 同社の提案によると、区画1(大阪市住之江区南港北2ノ19ノ5〜7=約1・2f)には、飲食店舗、スポーツ施設などを建設。規模は平屋5棟で、延べ約2000平方b。23年度に着工し、24年度の完成を目指す。
 区画2(住之江区南港北2ノ18ノ15〜17=約1・2f)には、物販・飲食店舗を建設する。規模は2階建て3棟で、延べ約6600平方b。着工予定は21年度、完成予定は22年度。
 区画3(住之江区南港北1ノ41ノ5、6、11=約1・6f)には、15階建ての分譲住宅2棟を2期に分けて建設する。戸数は1棟当たり300戸を予定。工期は1期が18〜21年度、2期が19〜22年度。
 区画4(住之江区南港北1ノ43ノ4、5=約0・3f)には、ホテルと店舗の複合ビルを建設する。規模は22階建て1棟で、部屋数は約600室。25年度の着工、27年度の完成を目指す。
 市では昨年4月、複合一体開発の市場性の有無について事前確認を実施。複数の事業者から、土地を取得し開発したいとの意向が示されたことから公募に踏み切った。今回の公募には、同社だけが応募していた。