日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/01/29
【埼玉】さいたま市管工事業協組が新年祝賀会開催
さいたま市管工事業協同組合(大澤規郎理事長)の2018年(平成30年)新春祝賀会が25日、さいたま市内のパレスホテル大宮で開かれた。水道の安全、安定な継続的供給を担う団体として一層の結束を誓い合うとともに、水道法の一部改正法案の早期成立に向け、一丸となって取り組む姿勢を強調した。
冒頭のあいさつで大澤会長は、懸案の指定給水装置工事事業者制度の見直しについて「水道法の一部改正法案が衆議院の解散により残念ながら廃案となった。水道議連を中心とした国会議員の先生方に要望し、行政や関係団体と緊密な連携を図りながら、法案の再提出と早期成立に向け全力で取り組む」と決意をあらたにした。
また、各事業について「検定満期水道メーターの交換業務や漏水の24時間監視業務など地域に密着した継続事業が山積み」と述べ、出席者にさらなる協力を求めた。
来賓には清水勇人市長や枝野幸男衆議院議員ら多数が駆け付け、清水市長は「駅などの都市再生緊急整備を進める上で皆さまの力添えが欠かせない」と一層の協力を求めたほか、枝野議員が水道法の一部改正法案について「できるだけ早い成立に向けて取り組みたい」と意欲を示した。
その後、市議会まちづくり委員会の金井康博副委員長の発声で乾杯し、来賓を交え、互いが和やかに親睦を深め合った。