本巣市は、整備優先度が最も高い路線を短期間整備路線に位置付け、長良糸貫線など3路線に対し、2018〜22年度の間に計16億7700万円を投資する。この他、中・長期に整備する路線を含めた道路網整備計画案をまとめた。
同計画は、第1次計画を策定してから10年が経過するため改定し、新たなまちづくりの方向性と整合させた幹線道路の整備計画としての位置付けとなる。
今後、合併特例債が終了し、公共事業への投資額が減少していくことから、将来の道路投資額は短期整備期間(18〜22年度)が16億7700万円で、中期整備期間(23〜27年度)が16億8400万円と設定した。
整備対象となる路線のうち優先度の高い路線は、長良糸貫線と真正1007号線、糸貫0007号線の3路線4区間。
長良糸貫線は東海環状自動車道の糸貫インターチェンジ(IC)へのアクセス道路として、県と市が整備している。未着手区間についても、現在工事している箇所が完了すれば、引き続き整備する。未着手区間の1・16`は、事業期間が19〜24年度で、続く0・55`がその後の事業着手となる。真正1007号線は1・08`で、事業期間が19〜24年度。糸貫0007号線は0・97`で、事業期間が22年度まで。
整備路線の延長と概算事業費は次の通り。
<18〜22年度>
▽長良糸貫線(23年度以降へ繰り越し)―370b、4億3100万▽真正1007号線(23年度以降へ繰り越し)―380b、2億5300万▽糸貫0007号線―970b、3億5300万▽長良糸貫線―550b、6億4000万
<23〜27年度>
▽長良糸貫線―580b、6億7400万▽真正1007号線―590b、3億9500万▽長良糸貫線―210b、2億4000万▽糸貫2208号線、糸貫2074号線―780b、3億7500万
<28年度以降>
▽糸貫2208号線、糸貫2074号線―580b、2億7800万▽長良糸貫線―170b、1億9800万▽長良糸貫線―220b、2億5600万▽糸貫0112号線―580b、2億7800万▽糸貫0112号線、糸貫4216号線―840b、4億0300万▽真正1069号線―240b、3億2800万▽真正1069号線、真正1006号線―330b、1億5800万▽真正2016号線―380b、1億2900万▽糸貫0001号線、糸貫1092号線―400b、1億9200万
<整備検討>
▽糸貫4191号線―210b▽糸貫3001号線、糸貫0006号線―1120b▽糸貫0006号線(区間ごとの延長)―550b、580b、560b、420b、450b
提供:建通新聞社(2018/01/29)