一般社団法人新潟電設業協会(荻荘賢一会長)は25日、「新春賀詞交歓会」を新潟市中央区の新潟東映ホテルで開催し、「夢と希望が持てる業界」に向け、会員一丸となっていくことへ決意を新たにした。
冒頭、あいさつに立った荻荘会長は、会に先立ち行われた会員との意見交換で、働き方改革への各社の苦悩や課題の解決へ意見を交わしたことなどに触れ、「週休2日の実現にはコストがかかるものの、入職者を増やすためには取り組んでいかなければいけない喫緊の課題。我々が知恵を出し合い、若い人に振り向いてもらえる方針を打ち出していかなければならないと改めて感じている」と語り、課題解決へ緊密に連携していくことに決意を述べた。
また、来賓あいさつでは協会顧問の星野伊佐夫県議会議員は、業界における週休2日の取り組みに理解を示した上で「組織力は会員数ではなく団結力。引き続き、他の模範となる団体として活動してほしい」と期待を込めた。その後、吉田徳治新潟県電気工事工業組合副理事長の音頭で乾杯し、参加者は親睦を深めるとともに、業界の発展と担い手の確保育成などで相互協力していくことなどを誓い合った。