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　福井県建設鉄工協同組合（冨田真史理事長）は２５日、来賓や会員らが一堂に会して１８年度の新年会を盛大に開催した。新春を祝いあい、華やいだ雰囲気のなか参加者約７０人は、さらなる飛躍へむけ決意を新たにした。福井市中央１丁目のユアーズホテルフクイで。
　まず今秋の福井しあわせ元気国体機運醸成へ新福井県民歌を全員で斉唱し、冨田理事長が挨拶。「依然東京の一極集中下、しかし県内経済は北陸新幹線や中部縦貫自動車道の大型工事などで活況を呈し、今年も（業界全体が）明るく実り多い年に」などと期待感示し力強く抱負を述べた。
　来賓の安倍暢宏県産業労働部長も、組合の先進的な市況懇話会による相互の情報交換・収集活動に敬意を表し「ふるさと福井の発展に益々ご尽力ご協力を」と祝辞を送った。また来賓の見谷貞次福井県建築工業会会長と木村憲一福井県建築設計監理協会理事長も祝辞し「全工事にかかわる鉄工業界の好況にあやかり建築、設計界も一体となり前進したい」などと一層の活躍にエールを送った。来賓として松本正輝県土木部技幹、塩浜都広福井県建築業団体連合会会長も参加。櫻川幸夫福井県建築士事務所協会会長の音頭による乾杯で祝宴に入り、各テーブルに歓談の輪が広がった。ことし一年の社業と業界全体の発展も誓うなど会場は終始にこやかな雰囲気に包まれた。中締めは岩下春幸福井県鉄工業協同組合連合会会長が務め、お礼の言葉を田崎説男組合副理事長が述べ締めくくった。
　新年会に先立ち、組合１月の臨時総会が開かれ、議案１件「組合会館建設の預かり金返還規約の制定」について審議了承した。続いて全体会議も行われ、各委員会の活動状況が報告された。事務局からは関連団体の全構協や鉄工連、建築連に参画し一翼を担う活動内容を紹介。総務委員会は返還計画に重点を置き活動。技術委員会からは品質向上や資格取得にむけ講習会を活発化。認定部会は毎月の例会や各種イベントを通じ情報交換を推進。青年部会は昨年１０月の全国に先駆けた創立４０周年記念事業の成果と婚活事業の継続計画を報告。共同受注委員会は適正価格の確保へ公共事業を中心に情報収集に一層努めるなどと報告した。