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建通新聞社四国
2018/01/26

【高知】高知県教委 病弱特支寄宿舎など設計をハウジング

 高知県教育委員会は、2021年4月に開校予定の病弱特別支援学校(現・高知江の口養護学校)寄宿舎新築と、隣接する盲学校寄宿舎改修などの建築設計をハウジング総合コンサルタント(高知市)、設備設計をシグマ設備設計室(高知市)に委託した。期間は10月下旬ごろまで。特別支援学校寄宿舎の新築は19年度、盲学校寄宿舎の改修は20年度に発注する予定。
 病弱特別支援学校寄宿舎の規模は、木造2階建て延べ約250平方b。7室程度の舎室、交流スペース、浴室、トイレ、指導員室、宿直室などを配置する。建設場所は、盲学校寄宿舎敷地内にある自活訓練棟を解体した跡地。自活訓練棟の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約150平方b。5月以降に解体工事を発注する。
 盲学校寄宿舎「れいめい寮」の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1005平方b。このうち959平方bが改修対象となる。1979年建設で老朽化が進んでいるため、トイレの改修や配管・電気設備の更新、段差解消を進める他、エレベーターやスプリンクラー、病弱特別支援学校寄宿舎とつなぐ渡り廊下を新設する。スプリンクラーが入るポンプ室は鉄筋コンクリート造平屋9平方b、渡り廊下は鉄骨造平屋、エレベーター棟は鉄骨造3階建てを予定している。
 両施設を合わせた概算の総事業費は3億9000万円。場所は高知市越前町1ノ13ノ1。
 病弱特別支援学校は、現在高知市新本町にある高知江の口養護学校を、高知市大原町の教育センター分館敷地内に移転、21年4月の開校を目指し、現在は校舎などの設計が進められている。

提供:建通新聞社