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　新潟県生コンクリート工業組合（村上典雄理事長）は２４日、新潟市中央区の新潟東映ホテルで「１７年度経営セミナー」を開き、参加した約５０人は今後の経営の参考にしようと講師の話に耳を傾けていた。
　業界の取り巻く環境が厳しい状況の中、業界を離れ、幅広い角度の発想が重要との観点から、新潟お笑い集団ＮＡＭＡＲＡの江口歩代表（ナマラエンターテイメント代表取締役）を講師に招き、「発想のチカラ〜劇的に変化する世の中に対応する方法〜」と題して講演が行われた。
　江口代表は、新潟刑務所を特殊面接員として月１回訪問し、１０人程度とテーマミーティングしていることのほか、薬物乱用防止活動推進団体としての活動やインターネット動画サイトの架空請求詐欺が増加していることを紹介し、周囲にも注意を呼びかけてほしいと訴えた。
　また、世界が大きく変わってきている中、我々も変化が求められているとし、「ＮＡＭＡＲＡを立ち上げた２０年前の経験から『常識の外は面白い』と実感した。違う視点からものを見るとアイデアが浮かんでくる」とアドバイスした。参加者は笑いを交えた江口代表の説明に終始、引き付けられていた。