美浜町は、道の駅や地域振興施設の事業計画などを定める「美浜町スマート・コンパクトシティ魅力創造拠点化事業」の進捗状況について、24日に開かれた町議会全員協議会で報告した。
1月中にも計画案に関するパブリックコメント(意見募集)を開始するほか、2月に指定管理予定者の事業者公募を目指す。屋内施設は2階建て延べ1900平方メートルを軸に今後検討を重ねる。
町が国の都市再生整備計画の採択を目指し、国道27号線沿い、JR小浜線の美浜駅前一帯を適地に計画。このほど、地域づくり拠点化整備基本計画策定委員会第2回会議に中間報告書(たたき台)が示され意見を求めた。計画地面積の狭小に関する意見の対応策として、屋内施設及び計画地は必要に応じて拡張する可能性も含め検討。なお、屋内施設は各施設(直売所、子育て交流施設、フードコートなど)の規模を見直し、1600平方メートルから1900平方メートルに変更する、とした。
町では18年度以降、整備に係る測量や設計などに着手する方針。全世代の町民及び観光客(外国人含む)をターゲットに、北陸新幹線敦賀開業1年前にあたる21年度中の開業を目指す。