金沢西部副都心エリアの金沢市南新保地区において組合方式による土地区画整理事業を目指している地元世話人会は2月18日、地権者への説明会を開く。区画整理事業のコンセプトなどを説明し、地権者側の同意が得られれば引き続き組合設立準備委員会へ移行していく方針だ。
計画地は、県立中央病院背後地で、国道8号と都市計画道路金沢駅港線沿いの約44ヘクタール。
現在は市街化調整区域だが、同エリアにおける幹線道路である南新保戸水線、中央病院南線はすでに都市計画決定を終えている。
アドバイザーは日本海コンサルタントが担当している。
同区画整理を巡っては昨年9月22日の県議会予算委員会で、金原博委員が「県、市はもちろん金沢港にとってもかけがえのない土地」などと重要性を指摘し、早期事業化への配慮を求めたのに対して谷本正憲知事は「南新保地区のまちづくりは金沢西部副都心の基盤整備の総仕上げ。県としては区画整理事業に向けて円滑に進捗が図られるようにしっかりと支援したい」と全面協力を約束していた。