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建通新聞社
2018/01/26

【大阪】扇町庁舎用地活用 開発事業者を2月公募

大阪市水道局は、もと扇町庁舎用地(北側・南側)の有効活用に向け、開発事業者を公募する。対象用地売却の公募型プロポーザルを2月中に公告する予定だ。
 審査は2段階で実施。1次審査で優秀事業者を選定し、その中で予定価格以上で最も高い価格提案を行った者を事業予定者とする。
 扇町庁舎用地は大阪市北区南扇町1、7に位置。梅田から徒歩圏で、鉄道駅にも近く、天神橋筋商店街や扇町公園に隣接している。市中心部に位置する貴重な資産の有効活用を図る。
 対象用地は、幅員11bの道路を挟んで南北に隣接した2区画で構成している。概要は、北側用地が面積4470平方b。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%、高度指定なし)。現在は駐車場として貸し付けている。
 南側用地は面積4683平方b。用途地域は同じく商業地域(建ぺい率80%、容積率400%、高度指定なし)。駐車場として貸し付けていた。
 市は昨年6月に同地に関する活用方針案をまとめた。これによると、単独での高層マンション建設を避け、▽南北用地を一体で活用する▽劇場・ホールなど、地域のにぎわい創出に資する複合施設▽広域から幅広い年齢層の集客を見込める施設―とすることなどを活用条件に設定している。