トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2018/01/26

【北海道】清川建設が富良野にホテルを新築 中富良野にワイナリーも

 清川建設(兵庫県尼崎市御園町5、清川浩志社長)は、富良野市内のホテルと、中富良野町内のワイナリーの新築をそれぞれ主体、設備一括して盛永組に依頼した。ホテルは3月、ワイナリーは7―8月中の着工を目指し、いずれも12月ごろの完成を予定している。
 同社はグループレゾンの名称で、東京、大阪、山梨などでワイナリーや温泉宿泊施設、フレンチレストランを展開する不動産業者。道内では中富良野町で農地所有適格法人レゾンを設立し、ワイン用のブドウ栽培を手掛けている。
 ホテルは富良野スキー場などが近い北の峰地区に建設を予定し、S造、3階、延べ約2100平方bの規模。居室は33室用意する。ワイナリーはJR富良野線学田駅に近い中富良野町東1線北で、S造、平屋、延べ740平方b。いずれも設計はK2設計工房(本社・神戸)が担当した。
 ホテルについては北の峰地区にもう1棟建設する構想があるが、規模などは確定していない。2019年から1棟目のホテルを運営しながら事業の実現可能性を分析する考え。清川社長は「建設するかどうかの判断は早くても20年ごろになるだろう」としている。