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　石川県土木部道路建設課は、「一般国道４１５号羽咋バイパス２期区間」の整備について、新年度も引き続き、各種工事を推し進めていく。
　事業計画によると、２期区間の起点は宝達志水町杉野屋地内、終点は羽咋市神子原町地内で、施工延長は３・７キロメートル。うち、バイパス部が延長１・５キロメートル（宝達志水町杉野屋〜羽咋市福水町間）、現道拡幅部が延長２・２キロメートル（同市福水町〜神子原町間）となる。
　バイパス部にはトンネルの新設が計画され、２期区間中における最大の土木構造物となる。整備場所は同市中川町〜宇土野町間で、延長約６００メートル。詳細設計業務はオリエンタルコンサルタンツで鋭意進み、今年度末までの完了を見込む。
　なお、羽咋バイパスは同市兵庫町〜神子原町地内に至る全体延長７・４キロメートル、幅員６・０（１１・０）メートル〜１４・０（３０・０）メートル。これまでに１期区間３・７キロメートルが全線２車線で完成、供用済み。２期区間のうち、拡幅部の福水町バイパス４６０メートルも完成している。
　総事業費は１６９億円となっている。