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建通新聞社(神奈川)
2018/01/25

【神奈川】横浜市 舞岡町公園の整備に着手

 横浜市は舞岡町公園(戸塚区)の整備に着手する。1月23日付で神奈川県から都市計画事業認可を得た。用地取得の進捗などを見ながら実施設計や基盤整備をはじめとした工事を進める。2020年度内の工事完了、21年度以降の供用を目指す。
 舞岡町公園は戸塚区舞岡町・吉田町地内の旧舞岡リサーチパーク第2期地区のうち約12・7fを利用して整備する総合公園(17年12月5日都市計画決定告示)。隣接して計画する舞岡墓園と一体的な緑の保全・創出を図るとともに、多様なレクリエーションに対応できるようにするため、遊具、入り口、多目的、ニュースポーツ系の各種広場や分区園(市民利用型農園)、駐車場、トイレ・倉庫、見晴らしの丘などを設ける。15〜16年度にランズ計画研究所(横浜市西区)で基本設計を進め、17年度は外周柵の一部整備工事(施工・横浜フィールド)を発注した。
 事業認可上の施行期限は23年3月31日。14年度の公共事業事前評価で事業費約136億円(用地費約127億円、施設費約13億円)を見込んでいた。

【舞岡墓園も年度内に事業認可申請へ】

 一方、隣接する舞岡墓園も旧舞岡リサーチパーク第2期地区のうち面積約4・7fに計画(17年12月5日都市計画決定告示)。舞岡町公園と一体的な緑の保全・創出を図りつつ▽合葬式慰霊碑型(地下1階地上1階建て延べ床面積約100平方b、約1万体収蔵)▽合葬式樹林型(樹林の下にカロート設置、約1500体収蔵)▽合葬式樹木型(シンボルツリーの下に骨つぼを埋蔵、約1500体収蔵)▽芝生型(約6000区画)―の納骨施設を設ける。管理事務所棟(平屋約350平方b)や駐車場も整備する。
 14年度の公共事業事前評価で事業費約42億円を見込んでいた。墓園の基本設計はアーバンデザインコンサルタント(横浜事務所、横浜市神奈川区)が担当。合葬式慰霊碑型納骨施設と管理事務所棟の設計を協和建築設計事務所(横浜市瀬谷区)で進めている。
 17年度内に市条例に基づく墓地等経営許可を得て、県に対し都市計画事業の認可を申請する構え。18〜20年度に工事を実施して21年度に供用させたい考えだ。

提供:建通新聞社