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　小松市は、公立小松大学の末広キャンパス校舎について、新年度の着工に向けた予算化などの準備を進めている。
　保健医療学部臨床工学科が入る末広キャンパスは、こまつ看護学校（向本折町地内）の西側で建設する。建設規模は、渡り廊下を含めてＲＣ造２階建て延べ約２１００平方メートル。実施設計は双星設計が担当。
　夏前までに造成工事（施工は横山建設）を完了させ、建屋の発注準備に取り掛かっていく。専門課程が始まる１９年１０月までに完成させる予定。
　校舎整備では、看護学校と、同校の北側に隣接する「すこやかセンター」２階部分の改修（両施設合わせて約３５００平方メートル）、粟津キャンパスとなる小松短大の改修（校舎部分ＲＣ造４階建て延べ６５２５平方メートル）なども計画している。
　公立小松大学は、小松短期大学（四丁町地内）と、こまつ看護学校を統合・再編し、４年制の大学を開設するもの。昨年８月末に設置認可が決定。４月に開学する。１８年度からの新入生は当面、ＪＲ小松駅前の複合施設「こまつ　アズスクエア」に入る中央キャンパスで学ぶ。