三重県の2018年度予算の編成に当たり、各部局からの予算要求に対する知事査定ヒアリングが1月19日から始まり、初日は、健康福祉部、警察本部の査定が行われ、事業の必要性についての説明と質疑が行われた。査定結果は2月に公表される。
18年度予算編成に当たり、各部局の要求総額は一般財源で約5592億円となっており、これに対して歳入見込み額は約5427億円で、約165億円が不足している。
健康福祉部分では、子どもの育ちの推進事業費などについて審議された。
警察本部分では、交通安全施設整備事業費として要求した7億3219万円の事業を審査した。内訳は、国補事業が3億6657万円、県単事業が3億6562万円。具体的には、信号機の制御で63基を更新するため、国補事業で1億3230万円を予定。道路標示の塗り替えでは、一時停止の標示関係で3300カ所、横断歩道1030本、実線延長23`を計画し、国補事業で2904万円、県単事業で7639万円を予定。信号柱の更新では、43本の更新を計画し、国補事業で1239万円、県単事業で5551万円(大型道路標識の建て替えを含む)を予定。この他、既設信号機の改良(LED化など)に国補事業で8559万円、信号機の新設に国補事業で6732万円、交通管制センター関係装置整備(交通情報版など整備)に国補事業で6088万円などを予定している。
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建通新聞社