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北陸工業新聞社
2018/01/20

【福井】働き方改革と生産性向上を/福井県電業協会新年賀詞交歓会/盛大に開催

 一般社団法人福井県電業協会(伊藤仁一郎会長)の恒例となる新年賀詞交歓会は18日、来賓や会員の総勢約90人が参加し盛大に開催され、新春を寿ぎ業界のさらなる発展へ決意を新たにした。福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。
 小林勝幸副会長が開会宣言し、新福井県民歌を全員で斉唱。伊藤会長が年頭挨拶し「建設業はものづくり企業で品質をしっかり確保し、お客様が常に安全に安心して電気エネルギーを使えるよう今後も徹底したい。当たり前のことを当たり前にすることが肝要で特に今年は働き方改革と週休二日制、建設キャリアアップシステムの構築3点がキーワード。協会単体では実現できず関係諸団体と力を合わせ、(時短で)生産性を落とすことなく、若手など人材育成を図り高品質の維持推進を」などと国の指針に沿い早期の実現を目指していくと抱負を示した。
 続いて西川一誠県知事が来賓祝辞し「国体関連の体育館や陸上競技場も皆様のお陰様で準備万端。開会には天皇、皇后両陛下をはじめ皇太子夫妻など関係皇族方全員に来県ねがう。新幹線4駅舎と周辺整備なども進め、ことしを飛躍の年に」などと力強く述べた。中村圭吾福井河川国道事務所長も災害発生時の同業界の大きな役割に期待し「今後も躍進する福井を全力サポートするを合言葉に河川、道路、維持管理等に努め、道路では昨年の永平寺大野道路の開通がなり、今年は福井バイパスの42キロ(すでに36・8キロ完成)で残り5・4キロをしあわせ元気国体までに完成へ」などと具体例をあげ電気工事業の果たす役割を指摘した。
 木村憲一福井県建築設計監理協会理事長の音頭で乾杯し祝宴に入った。各テーブルでは歓談の輪が広がり、互いに新年の抱負を語り合い、親睦を深めあった。中締めは松山憲雄福井県設備設計事務所協会会長が務め、高村文能監事が閉会宣言した。

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