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泉南市は、市営前畑住宅の長寿命化に伴う建て替えにあたり、ファシリティマネジメント（ＦＭ）計画による周辺公共施設改修も含めたＰＦＩなどの民間活力導入を検討している。２月26日に開く国土交通省主催のサウンディング調査に参加し、ＰＦＩ導入可能性、事業スキームなどについて民間事業者の意見を参考にする考えだ。
　市は、老朽化が進み施設の利便性が低い前畑住宅について、低所得者、高齢者、障がい者などの利用とバリアフリー、合築などによる余剰地の有効活用などを前提とし、建設、維持管理費などを極力抑えた建て替えを行う。スケジュールは２０２２年の着工、24年度の供用開始を目指す。
　対象となっているのは前畑住宅１〜３号、５〜８号、10号、Ａ、Ｂ棟の計10棟。敷地面積は１万６３０４平方�b。周辺にはイオンりんくう泉南店、南海本線樽井駅などが立地している。場所は泉南市樽井８ノ６他。