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建通新聞社(静岡)
2018/01/22

【静岡】静岡県静岡市 競輪場エレベーター棟増築を予定

 静岡市は、2017年度に静岡競輪場メインスタンドのエスカレーターホール部の外壁改修を実施したが、引き続き外壁改修とエレベーター棟増築を予定している。18年度、または19年度に工事を実施する他、2、3階部分の内装改修は18年度に設計を行い、19年度に工事を計画している。
 メインスタンドは、1989年に築造した鉄筋コンクリート造6階建て延べ約1万0680平方b、老朽化に伴う改修を順次進めている。
 エレベーター棟増築とともに、外壁タイルの一部張り替え、シーリング打ち替え、庇(ひさし)パネル取り換え、屋上防水、電気・衛生・空調設備などの設計は、田中忠雄建築事務所(静岡市葵区)が2月20日までの納期で進めている。
 エレベーター棟は、東側に増築する計画で、現在、取り付け位置の選定を進めている。既存棟とつなげるため、これに伴う内装工事が発生する。取り付け位置によっては、便所や喫煙ルームなどに関係する可能性もある。6階まで全階に停止するエレベーターは、マシンレス式で13人乗りを予定している。
 タイル壁は内外壁が連続しており、改修対象面積は計4234平方b。このうち、約5分の1に当たるエスカレーターホールの内壁部分は17年度に施工、5分の4の外壁工事が残っている。
 18年度に工事を目指しているが、グランプリレース開催を予定しているため、1年延期して19年度工事とする案も検討している。エレベーター棟工事と外壁改修を一括で発注するか、工区分けするかも決まっていない。
 18年度には内装改修設計も予定しており、19年度に工事を行う。2階の半分以上と3階の内装工事が残っている。主に床中心の改修に加え、空調機、照明などの取り換えも視野に入れている。
 場所は駿河区小鹿2ノ9ノ1。


提供:建通新聞社
(2018/1/22)

建通新聞社 静岡支社