豊橋市は、「伊古部給水所」を築造するため、実施設計を中日本建設コンサルタント豊橋事務所(豊橋市)に委託して進めている。設計期間は3月下旬まで。2018年度事業で整備する計画で、予算化を図る方針だ。
伊古部給水所は、東部配水施設基本計画の伊古部給水所基本計画に基づき、伊古部町地内で高豊地区市民館の北側に新設する。17年度事業で用地を取得する見込み。
設計対象施設は、取水施設(深井戸2井)、浄水処理施設(除鉄除マンガン設備)、ポンプ施設、次亜塩注入施設、管理本館(原水槽・浄水池と一体構造)、中央監視操作施設。用地造成や場内配管、場内整備などを含み設計をまとめる。対象容量は1日1000立方b。
構造はレベル2地震動に対応した耐震構造とし、地質調査の結果に基づき詳細を詰める。
事業スケジュールは、18年度上半期に造成工などの下部工、下半期に施設整備を進める予定で、18年度内の事業完了を目指す。
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建通新聞社