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　坂井市は、丸岡バスターミナル周辺整備事業について、１８年度から工事に着手する方針だ。工事費については、市長選挙の関係で当初が骨格予算となることから、６月補正予算で対応する予定。
　現在は設計を進めているところで、建築はアーサ（福井市和田２丁目）が担当。概要は賑わい交流施設Ｗ造２階建て約４５０平方メートル、バス停上屋などＷ造平屋建て約４３０平方メートル、車庫Ｓ造平屋建て約２３０平方メートルで、目標工事額は３億円となっている。また、外構設計はサンワコンが担当している。
　丸岡町西里丸岡地内の丸岡バスターミナルは丸岡地区の交通の中心となっているが、老朽化に加え、隣接する丸岡支所などとの連携にも問題がある。そのためバスターミナル、支所駐車場や移転する嶺南消防組合丸岡消防署跡地と一体的に活用する。
　今年度作成した施設整備計画では、京福バスの事務所や待合室等が入るターミナル棟や芝生広場、その周囲を取り囲む屋根付き回廊などを整備するとしている。旧丸岡消防署跡地は駐車場として利活用する考え。
　総事業費は、約５〜６億円程度を見込む。
　１９年度末の完成を目指す。