石川県土木部監理課は17日、金沢市湊3丁目地内ほか「金沢港港湾機能整備(上屋)工事(建築)」の一般競争入札の落札者を、6億5500万円で城東・ウィルビー・日成ビルド(特企)に決定した。予定価格は6億7130万円。
工事概要は、S造平屋建て延べ3012平方メートルの上屋新築一式。工期は19年1月31日まで(一部債務負担行為)。
実施設計はアイエス建築設計事務所(金沢市松村町)が担当。
今回の計画は、金沢港の無量寺、戸水、御供田の3ふ頭に点在している県営および民営(金沢港運)のコンテナ上屋のうち、無量寺ふ頭内にある2棟と戸水両ふ頭内にある5棟の合計7棟を、県東部工業用地へ再配置して物流の効率化を図るのが目的。
民営のコンテナ上屋(S造平屋建て、倉庫部延べ約4500平方メートル、大型ひさし部約1680平方メートル)については豊蔵組で設計が行われている。