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北陸工業新聞社
2018/01/17

【富山】上半期の運用「概ね適正」/第29回県入札監視委開く

 第29回富山県入札監視委員会(委員長・中村和之富山大学経済学部長)は16日、県庁で開き、17年度上半期に契約した834件の中から抽出した工事10件について審議した結果、「概ね適正」とした。
 はじめに水口功県土木部次長が「より公正で透明性の高い入札・契約制度の実現に向け、低入札調査基準価格や最低制限価格を引き上げるなど、建設企業の健全な経営や人材確保ができるよう対策を講じている。今後とも適時適切な制度の見直しを進めていく」とあいさつ。引き続き、土木部580件、農林水産部196件、企業局58件のうち、一般県道薮田下田子線道路総合交付金(防災・減災)(北の橋)橋梁上部工工事や利賀芸術公園雄峰耐震補強等工事など10件の入札参加資格の設定や指名理由などを審議し、入札・契約手続の運用は概ね適正に行われていると認められた。
 上半期には総合評価方式が294件、指名停止が1件あり、落札率95・9%、1社入札22件などが示された。

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