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北陸工業新聞社
2018/01/17

【福井】移転含め建替え検討へ/西公民館の老朽化など対応で/敦賀市

 敦賀市は、1980年に中央公民館として建設され近い将来、更新時期を迎える西公民館について、移転も含め建替えを検討している。18年度は老朽化等を踏まえ地元と協議する場を設けて合意形成を図りたい考えだが、現在のところ18年度中に具体的な予算化は見込まれていないという。
 市が17年3月にまとめた行財政改革プラン実施計画(第6次敦賀市行政改革大綱実施計画)において、「今後10年以内に方向性を示す必要がある施設の検討」の1つに盛り込まれた。
 移転も含め建替えを検討している背景には、▽借地のため毎年借地料が発生している▽10年間の借地契約を行っているが借地料が高止まりしており、財政負担が重い▽18年度に借地契約の満了を迎え、建設から40年を超える▽住宅地の中に駐車場があるため、夜間の公民館利用者の騒音等に対する苦情が多い―などが挙げられる。
 市では今後、移転候補地、建替え時期等を含め今後の在り方の検討していく構えだ。
 現在の西公民館は三島2丁目19番8号に立地している。規模はRC造3階建て延べ2066平方メートル。

hokuriku