白山市は、市立保育所施設整備事業として双葉保育所と千代野保育所の大規模改造などを計画している。18年度からの新規事業で、先に市が策定した中期計画(18〜22年度)の実施計画に盛り込んだ。
各地区における定住人口増に伴う園児数の増加に対応するため、両保育所を対象に受け皿の強化を図るもの。
道法寺町地内にある双葉保育所では、建物の内部にある遊戯室を施設外に移転し、その空きスペースを保育室に改修する。運営に支障のないように工事は2期に分けて行われる見通しだ。18年度は実施設計に着手する。定員は現135人から50人増やし、185人とする。
一方、千代野西2丁目地内の千代野保育所については、定員増加に加えて施設の老朽化も踏まえ、設備更新を含めた大規模改造を実施する。18年度は実施設計を進めていく。
中期計画によると、両施設の総事業費は5億8300万円を見込む。年度別の計画額は18年度に2億5000万円、19年度に3億3300万円を設定している。