建通新聞社
2018/01/17
【大阪】大阪府域の連続立体交差事業
大阪府域で進められている連続立体交差事業で、2018年度は阪急京都線(摂津市)の用地測量・買収や、南海本線・高師浜線(高石市)の鉄道高架化工事などが予定されている。また、南海高野線(堺市)では調査設計が見込まれる。大阪府都市整備部では、18年度当初予算に関連費96億5627万円(17年度当初予算=約100億3700万円)を要求している。
阪急京都線は摂津市駅付近の延長約2・1`を対象に実施する。33年度の供用を目指し、18年度は用地測量や用地買収などを進める予定だ。
南海本線・高師浜線は、羽衣駅〜高石駅付近の延長約4・1`を対象に実施。21年度までの予定で、18年度は鉄道高架化工事を継続する方針。
南海高野線は、堺市が浅香山駅〜堺東駅付近の延長約3`を対象に実施する。18年度は調査設計を予定。供用時期は現在のところ未定としている。
府域の連続立体交差事業ではこの他、▽京阪本線(香里園駅〜枚方公園駅付近・28年度供用予定)▽近鉄奈良線(若江岩田駅〜東花園駅付近・19年度供用予定)▽阪急京都線・千里線(淡路駅付近・24年度供用予定)▽JR東海道線支線(うめきた・22年度供用予定)▽南海本線(諏訪ノ森駅〜浜寺公園駅付近・24年度供用予定)―などで事業が進められている。