湖西市は、1998年までごみ焼却施設として使用していた旧環境センター(吉美3294ノ177)の解体を計画している。必要な費用を国庫補助で賄うため要望しており、交付が決まれば2018年度に環境調査を進める方針だ。順調にいけば19年度の解体工事設計、20年度の解体工事を見込む。
旧環境センターは、管理棟と焼却施設が一体となった鉄骨一部鉄筋コンクリート造の複層構造で、延べ床面積は約1360平方b。建物内にはダイオキシンやアスベストなどがあると想定され、解体には多額な費用が必要となるため現在の環境センター(吉美3294ノ47)完成後は未使用施設となっていた。
同市は17年12月、環境センターの可燃ごみ焼却施設を改修し、浜松市に委託している可燃ごみ焼却処理を自前の施設で再開する方針を発表。国庫補助申請が必要となるこの計画に合わせ、懸案となっていた旧環境センターの解体も決めた。解体後の跡地には、ストックヤードを建設する方針だ。
提供:建通新聞社
(2018/1/17)
建通新聞社 静岡支社