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建通新聞社(中部)
2018/01/16

【三重】小木曽工業が津工場を新築

  磨き棒鋼メーカーの小木曽工業(名古屋市中川区富船町2ノ1)は、津市あのつ台の産業団地「中勢北部サイエンスシティ」の流通区域に津工場を新築する計画だ。1月15日に津市役所で同社の小木曽知弘社長、前葉泰幸市長らが出席し立地協定の調印式が行われた。建設工事に向けては、現在、設計を進めており、2月にも見積もり依頼を行い、4月までに施工者を決定し、5月ごろ工事に着手する意向だ。2019年1月ごろ完成し、4月の稼働を目指す。
 計画では、工場を第1期・2期に分けて、第1期分として鉄骨造平屋約5000平方bの施設を建設する。第2期は5年程度経過後に、建設を計画している。工場規模は同程度を予定している。第1期工場では、精密シャフトを月当たり200〜400dの生産能力を見込んでいる。総投資額は土地取得費を含めて約15億円。進出場所はあのつ台1ノ8ノ2他(L―10区画)で、面積は2万5841平方b。
 同社は、三重県内で1990年に河芸町の河芸工業団地に三重工場(工場面積1万1236平方b)を開設しており、県内では2番目の工場となる。
 中勢北部サイエンスシティでは、17年度に今回の小木曽工業を含めて3社が進出を決めており、分譲賃貸率は87・1%となり、未分譲は7区画となった。

提供:建通新聞社