日建学院福井校の17年度合格祝賀会は13日盛大に開催され、1・2級建築士や宅建士「士業」(さむらいぎょう)の誕生を喜び、交流を深め、今後の活躍の一助とした。
まず同校の玉邑陽二事務局長が挨拶し「合格本当におめでとう。それぞれに苦労をされ合格を勝ち得たわけですが周りの協力があってこそ。ご家族や勤務先の同僚、友人みなさんの協力も忘れずに。今後はさらなるスキルアップへ益々頑張ってほしい」と社員一同を代表してエールを送った。乾杯は主任講師の酒井浩一氏が務め、社員の想いは竜田佳江氏が人生を左右するほどの資格の重みを強調して挨拶した。
また修了証書の授与式では玉邑事務局長から各種の合格者代表へ手渡し。1級建築士合格者代表の飛永吉昭氏、2級建築士の鎌谷夕真氏、宅地建物取引士の中島広喜氏、ファイナンシャルプランナーの吉村和真氏、施工管理系1級の吉田一紀氏、施工管理系2級の木下太智氏それぞれが感謝の気持ちを率直に「講師の先生や社員みなさんのお陰」と重ねて表した。
来賓祝辞は歌門敬二福井県建築士会会長が「資格をさらに磨いてほしい」、長谷川啓治宅建協会常務理事は「可能性は無限大。空き家調査など社会貢献を一緒に」、吉田純一金井学園福井工業大学教授は「今後も自分から強い意志で勉強を続けてほしい」などと今後の活躍に大きく期待した。このあとグループ学習ゲームや建築士会青年部のPRイベント、トランプ・ビンゴ○×ゲームの豪華賞品いっぱいの企画を通じ、合格記念の喜びに華を添えた。最後は1級建築士講師の六戸部証信氏が万歳三唱した。
なお17年度1級建築士合格者の同校占有率は66・7%で、2級も69・0%と高率を堅持。宅建も数多く学校があるなかクチコミで広がり、3人に1人(36・3%)が日建学院生だったという。