富山市、滑川市、上市町、立山町、舟橋村の5市町村で構成する富山広域連携中枢都市圏は、このほど策定した都市圏ビジョンに富山駅周辺整備事業を盛り込み、圏域内外からの通勤・通学、観光客の利便性やビジネス環境の向上などを図る。
富山市では路面電車の南北接続や自由通路の整備、県事業の富山駅付近連続立体交差事業の推進に協力する「富山駅周辺地区南北一体的なまちづくり事業」と、駅前広場整備や都市計画道路などの基盤整備、土地利用の高度化に取り組む「富山駅周辺地区土地区画整理事業」を展開している。
事業費の見込み額は、18年度が5億400万円、19年度が9億6500万円、20年度が16億6000万円、21年度が12億6200万円、22年度が4億2500万円で計48億1600万円。役割分担として富山市が事業を推進し、実施に必要な費用を負担。その他市町村は事業推進に協力し、関連事業に係る費用は必要に応じて負担する。